セックスしないでお金を稼ぐ

「セックスしないでお金を稼ぐにはどうしたらいいでしょう?」
「向かいのコンビニがバイト募集してたから、応募したら?」
「なるほど!」
と、僕とかつてエンコーしていたサリナちゃんは今、ラブホの向かいにあるコンビニでバイトをしている。もしかして、サリナちゃん、キミってアホなの?と思いながら、仕事帰りに安い缶チューハイを買う。
「充実してますよ!セックスしなくてもお金って稼げるんだなーって」
店内でセックスなんて言っちゃダメ。それはともかく、何だかよくわからない価値観ではある。普通に考えたら、普通では稼げないようなお金をセックスで稼ぐと言う女性が大半だと思う。セックスに抵抗さえなければ、一般にOLしているよりも稼げるのは間違いないからだ。
だから、エンコーしていた時はサリナちゃんに対して僕もそう思っていた。だが・・・
「もうちょっと他のお金の稼ぎ方ってないものですかね」とポツリとこぼしたのだ。いや、そんなものはナンボでもある。僕が冗談でコンビニバイトを勧めたら、なぜかサリナちゃんは嬉々として働いている。セックスの方が稼げるはずなのに。
パトロンの意味
僕の向かいでコンビニバイトを終えたサリナちゃんが、缶チューハイのプルトップを開けた。
「学生の頃、周りに合わせてエンコーして、お金を稼ぐってこう言うことなんだ、なんて分かったような気持ちになって」
それから、サリナちゃんはずっとエンコーして今に至ったらしい。もともとセックスは嫌いじゃなかったので転職は全く考えなかったそうだ。しかし、僕とエンコーを始めてから、サリナちゃんの心境に変化が訪れた。
「セックスってお金のためにやるものなのかな?」
商売としてのセックスと、人間の営みとしてのセックス。その狭間にサリナちゃんは落ち込んでしまい、僕に「セックスしないでお金を稼ぐには」と聞いてきたのである。その結果が、今のコンビニバイトだ。エンコー以外したことがなかったサリナちゃんだが、今は今でお金ももらえるし仕事が楽しいらしい。
「セックスをお金にしちゃだめだ、なんて思うようになりました!」
そう言ってサリナちゃんは、コンビニの向かいのラブホテルの一室で僕にまたがって、ちょっとアルコールくさい熱いキスを交わしてきた。
サリナちゃんを変えたのは、どうやら僕との出会いだったらしい。
ぽっちゃりでもパパ活できる
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